給料手渡しって今もあるの?手渡しのメリット・デメリット解説

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アイミ

お父さんが給料日に分厚い封筒を持って帰ってくるというシーンや、お父さんからお母さんが給料袋を受け取って「今月もお疲れ様でした」という父の威厳の象徴であるシーンも昔の日本では当たり前でしたが、最近はあまり見られなくなりましたね。
代わりに給料日にはATMに長蛇の列ができます。買い物もキャッシュレス決済など電子マネーでの支払いが進み、現金を見かけることが少なくなりました。そんな世の中ではありますが、給料を手渡しで行っている企業も実際にあります。
今回は、今も行われる給料手渡しについて解説していきます。
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ヨシコ

この記事は、給料手渡しに興味ある。現金払いが好き!
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ミナミ

手渡しのメリットデメリットを知りたい
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マリン

手渡しをなぜするのか知りたい! そんな方にお勧めの記事です

なぜ給料を手渡しされるの?

給料が銀行振り込みが当たり前の今、そもそも給料を手渡しされることなんてあるのでしょうか?
実は大手企業やチェーン店でなければ、起こり得ることなのです。特に個人で経営している小規模な会社や店舗などでは経営者が自由にお金を動かすことができるので手間が省けていいというような理由で手渡しの場合があります。
求人募集の際にわざわざ記載している会社もあります。
多くは日払いや週払いなどの短期の仕事ですが、長期の際にも手渡しである会社もあるので、雇われてから知るとびっくりしてしまうかもしれません。住んでいる場所の近くに銀行のATMがない方などは手渡しの方が便利かもしれませんね。わざわざ給料を引き出すために電車やバスに乗っていくのは不便ですし、交通費もかかってしまいもったいないと感じてしまう方もいるでしょう。
様々な理由で給料手渡しがいいなと思う人は職を探す時、検索条件に「給料手渡し」を入れると見つかるはずです。手渡しと銀行振り込みのどちらかを選ぶことができる職場もあります。

給料手渡しをする会社は税金が免除される?

給料を手渡しで行う場合だとお金の流れがどこの金融機関にも記載されることはないので、税金が免除になるのではないか?と疑問を持つ人もいるかと思います。
ところがそうはなりません。銀行振り込みであれ、手渡しであれ、所得税を源泉徴収する必要が雇う側にはあります。その義務を怠る雇い主もいるにはいます。その場合は雇われる側が自分で確定申告を行います。
給料手渡しは税金対策にはならないし、税金が免除されることも一切ありません。最近は雇用の際にマイナンバーカードを提出することが増え、さらに税金に関しては厳しく取り締まられる世の中になりました。
ではなぜ給料を手渡しする会社があるのか。メリットを解説します。

給料手渡しの際のメリットを3つ

働いた実感が湧く

給料日に1か月働いた分の給料全部を受け取ると、お金の重みを感じますよね。
分厚い札束分を稼げなくても、数万円のアルバイトだとしても、やはりまとまったお金というのは迫力があります。
自分がこれだけ頑張ったんだ、という実感を感じることができるでしょう。
銀行振込だと、通帳を見て数字が増えているだけなので実感という面では薄いです。
働いて、辛かったこと、嬉しかったことなどを思い出しながら給料袋を持って帰るのもなかなか風流なものですよ。働いた実感を強く感じるということは、また明日から頑張って働こうという活力にも繋がりますね。

生活費の分配がしやすい

頂いたお給料を皆さんはどういう風に分配していますか?何となく口座から足りなくなったら引き出して使う、ということを繰り返している方もいらっしゃると思います。
使っている実感もないし、何となく使っていてはなかなか貯金もできないものです。
しっかり節約する人は、貯金分以外はすべて一旦引き出すという話もよく聞きます。
手渡しで給料をもらうと、一旦引き出すという作業も必要ありません。そこにある現金が使うことのできる全てのお金です。
まず、どうしても必要な家賃や月額のかかるものとそうでないものを分けます。
そうでないものの中から、食費や医療費、雑費など分けていきます。実家暮らしのアルバイトであればそこまで分ける品目は少ないですが、きちんと分けることで自分の使えるお金を視覚化できます。視覚化できると「○○円までは使えるんだな」と次の給料日までの見通しを立てることができるんです。もしかしたら無駄遣いも減って、貯金を増やすことができるかもしれませんよ。

手数料がなく振り込みミスもない

給料を手渡しでもらうと、いらない出費を抑えることができます。皆さん、銀行の口座から引き落とす場合の手数料などは考えたことがありますか?日中働いていてお金を引き出すのは夜間や土日のみという方も少なくないと思います。
その場合、時間外のATMやコンビニATMなどで手数料を払って引き出すことになります。
しかも、コンビニATMなどは一度に引き出す金額に制限があることもありますので、2回に分けて引き出す必要が出てくるかもしれません。
その場合、引き出し手数料は2回分です。
たった数百円のことかもしれませんが、1年、2年と期間が長くなると結構な額になってしまいます。
日中仕事が休みで引き出す場合も、近くにATMがなく電車やバスに乗らなくてはいけなくなる場合は交通費がかかってしまいます。このわずらわしい出費を給料手渡しはゼロにしてくれるのです。
また、銀行振り込みの場合、口座番号を雇い主に渡しますが、振込先間違いというのも実際に起こっているようです。
自分の口座には1円も振り込まれてなかったらその時の憤りやショックは相当なものですよね。
個人で経営しているところなどは毎回手作業で振り込んでいたりするので間違いも起きやすくなってしまいます。
手渡しの場合は名前の書いた封筒にお金を入れるだけ。渡し間違いなどはまず起きません。

給料手渡しの際のデメリット

大金を持ち歩くから危険

アルバイトでの数万円、正社員ともなれば数十万円は、普段お財布に入れる金額ではないですよね。
職場から自宅まで帰るまでの間、「大金を持ち歩く」という危険が伴います。
電車で通勤している人はおちおちうたた寝なんてできませんよね。
そして、万が一盗まれてしまった場合ですが、雇い主がもう一度給料を渡してくれるということはまずないです。
盗まれたら終わりです。ですから給料手渡しの場合の給料は、盗まれないように細心の注意を払う必要があります。

入金する際に手間がかかる

一度に全部で現金でお給料をもらっても、そのまま自宅に全額置いておく人はいないですよね。
家賃や携帯料金、電気代など銀行引き落としにしている方も多いです。
ですからその分の現金を銀行に入金する必要があります。給料を銀行振り込みにしていれば口座から勝手に引き落としされますが、手渡しの場合はわざわざ入金しなくてはいけないのはデメリットといえるでしょう。

領収書や源泉徴収を発行しない会社もある

特にアルバイトやパートの場合は年間で103万円を超えないことが多いです。
給料明細のみを発行して領収書などもらえないことも多々あります。そのため収入証明書などを発行するのも面倒な手続きになることが多いようです。

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ミナミ

企業側と労働者側で手渡しのメリットは変わるよね!

夜の世界では現金払いが多い

給料を銀行振り込みではなく、手渡しで行われる場合のメリット・デメリットを解説いたしました。
企業側からすると、面倒な手続きを省いたり、帳簿をきちんとつけてなくても給料を渡すことができますし、働く側からすると働いたという実感があります。

お水の世界では未だに現金払いが多いようです。
これは必要な手続きをしていなかったり、本人確認がきちんとなされてないなど金銭のやり取りが不透明なことも多いという理由もあります。
マイナンバーの導入で、きちんと手続きをするお店が増えると現金払いのメリットが店側になくなり銀行振り込みが増えるかもしれませんね。すぐに労働者が辞めたり休むような業態だと現金払いのほうがいろいろ面倒などがなくて企業側としては済むのかもしれません。
昨今の現金を見る機会が少ない時勢から、給料の現金払いももしかしたら将来なくなるかもしれません。それでも自分の稼いだお金を大切に使うようにしていきたいですね。

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マリン

現金手渡しだと給料明細がもらえないという事例もあります。とくに小企業には多いようです。ローンを組むときに必要な課税証明書や収入証明書を発行する場合や、確定申告のときには 給与明細が必要になることもあります。そういうときは面倒ですが企業にお願いしましょう。企業としては義務があるので必ず発行していただけるとおもいます。
執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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