新聞記者年収を詳しく解説

新聞記者の年収や給料に興味がある方のための役立つ情報を紹介

新聞記者の画像

新聞記者の年収は846万円が平均です!(口コミ調べ)

新聞記者の年収の平均は、846万円でした。(厚生労働省抽出調査調べ)
平均給料:52万円~72万円

平均年収推移は680万円~895万円となっています。
最大年収:1000万円以上

新聞記者の大手・地方紙ごとの年収や企業別年収

新聞記者は様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

大手新聞社:1227万円
ブロック紙:828万円
地方新聞社:634万円
業界専門新聞社:540万円


厚生労働省が平成25年度に抽出調査による統計を公表していますが、それによると新聞記者の平均年齢は39歳で平均年収は846万円で、平均月収が55万円で年間のボーナスは180万円でした。
ただこの平均年収はあくまで新聞記者全体の平均年収で、大手新聞社と呼ばれている朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞・日経新聞の5紙の、新聞記者の平均年収は1000万円以上だと思われます。
逆に規模が小さな地方新聞や業界専門新聞社の記者の新聞記者の平均年収は400万円~600万円程度だと推測されます。
これは新聞記者という職種の差ではなく、勤務する企業の規模の差で規模が大きい新聞社の平均年収が高いので必然的に新聞記者の年収も高くなります。

執筆・監修者 
平均年収.jp 編集チーム

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新聞記者の男性女性別での平均年収

新聞記者の年収の平均を男女それぞれの40代の平均年収基準と統計を掛け合わせて予測算出しました。

性別 平均年収 給与
男性の平均年収 734万円 36万円
女性の平均年収 554万円 27万円

新聞記者の年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が800.9928万円となりました。
また新聞記者で働き盛りの30代の年収はおよそ594.06966万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 679万円 42万円
25~29歳 451万円~501万円 31万円
30~34歳 474万円~574万円 36万円
35~39歳 490万円~594万円 37万円
40~44歳 546万円~667万円 42万円
45~49歳 626万円~748万円 47万円
50~54歳 691万円~801万円 50万円
55~59歳 684万円~794万円 50万円
60~65歳 441万円~794万円 34万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

新聞記者の30代・40代・50代の年代別年収

新聞記者の年代別年収は、年齢別年収推移より
30代の年収が約574万円~(推定)
40代で667万円~(推定)
50代で801万円~(推定)
30代~50代までの年収増加は約179万円以上となっています。

※国税庁・厚労省の賃金推移の比率と、業界ごとによる賃金補正値・税理士が算出した比率から算出した予想になっております。あくまでも予測のためご自身でご判断ください。

新聞記者の都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。新聞記者の平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 761万円
青森 719万円
岩手 787万円
宮城 846万円
秋田 694万円
山形 778万円
福島 761万円
茨城 846万円
栃木 846万円
群馬 846万円
埼玉 761万円
千葉 846万円
東京 1,184万円
神奈川 931万円
新潟 761万円
富山 761万円
石川 846万円
福井 846万円
山梨 761万円
長野 846万円
岐阜 761万円
静岡 846万円
愛知 931万円
三重 846万円
滋賀 846万円
京都 846万円
大阪 1,015万円
兵庫 846万円
奈良 846万円
和歌山 761万円
鳥取 761万円
島根 761万円
岡山 846万円
広島 846万円
山口 846万円
徳島 846万円
香川 761万円
愛媛 761万円
高知 761万円
福岡 846万円
佐賀 677万円
長崎 761万円
熊本 761万円
大分 761万円
宮崎 677万円
鹿児島 761万円
沖縄 677万円

比較してみると、一番年収が高い東京都の新聞記者の年収が、およそ1,184万円。
一番低い沖縄県の年収が677万円 となり508万円の年収差ができています。

新聞記者の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く新聞記者の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業の新聞記者 774万円
中企業の新聞記者 641万円
小企業の新聞記者 581万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

新聞記者の主任・係長・課長・部長の役職者年収

年収は役職につくだけでも年収の差がついてきます。部長クラスの年収はどのくらいなのでしょうか。一般の部長課長クラスの役職の基準年収に沿って予測値を算出してみました。

役職 平均年収
主任 498万円
係長 562万円
課長 743万円
部長 822万円

※平均年収jp独自に取得しているデータと新聞記者の平均年収と掛け合わせて算出しました。

新聞記者で年収1000万円以上稼ぐには?

新聞記者で年収1000万円以上稼ぐには、朝日新聞・読売新聞・毎日新聞・産経新聞・日経新聞の5紙に就職して、新聞記者になれば可能性は充分にあります。
ただこれら5紙の新聞記者の採用人数がそれほど多くないことと、採用試験の倍率も高いので狭き門と言えます。
新聞社の採用試験では政治から経済や世界情勢まで幅広い知識が求められることと、最低でもビジネスクラスの英語力は大事で、できれば英語以外にあと一ヵ国語ができれば有利になるかもしれません。

新聞記者の仕事内容

新聞記者とはその日に起こった出来事や起こっている出来事、つまりニュースをいち早く見つけ出し、記事という形にして発行するのが主な仕事内容となっており、仕事には速さと正確さが求められます。
そして、執筆する記事の内容も専門分野、例えば科学記述や政治経済、医療や社会問題などがあるため、そういった点を理解する程度の知識や柔軟性や問われてくる職業です。
また、新聞記者と呼ばれる記者は新聞社や通信社で働く記者のことを指します。
新聞の種類は主に一般と専門の2つに分かれており、どういった種類の新聞を発行するかは新聞社によって違います。
一般紙は一般的な時事やニュースなどの内容となっており、専門紙は専門的な政治のニュースから業界のニュース、学内での新聞も専門紙に分類されます。
総新聞記者数は全国に約1万4530人いるとされています。
平均勤続年数12.4年と長く年収も高いためやめる人はそう少ないのではないでしょうか。

新聞記者の推定生涯年収を解説!

新聞記者の生涯推定年収は3億4400万円となっており、比較的高いと思われますが、数年前から年収の推移が減少している点を踏まえると、安定性は低いと思われます。
そのため、この推定はあまり参考にならないかもしれないので、ここ10年の平均年収推移も出してみました。
最も平均年収が低かった年の680万円から算出すると、2億9240万円、最も高かった年の895万では3億8465万円と推定されます。

新聞記者の年収特徴

一般のサラリーマンの平均よりも非常に高くなっていることが分かり、30代の若いうちから高い収入がもらえる職業です。
勤務時間は過酷ですが、充実した時間をすごせるという口コミもありました。
昇進は、デスク、編集委員、部長、編集局次長、編集局長、役員となり、部長クラスになると年収は1500万円程度となるようです。

新聞記者の採用情報や面接情報を解説

代表する分社の新卒(大卒)の初任給を調べたところ、
25万8000円(読売新聞)
24万6730円(朝日新聞)
22万7700円(毎日新聞)
となっていました。(2008年)
面接で聞かれることは
・なぜこの職種を希望するのか
・なぜ弊社を志望したのか
・集団討論では「東京五輪の是非」など
・もし~ならば?などのもしも面接。
面接でよく質問される内容として上記が挙げられます。
重要な点は新聞記者とはどういった職種でどんな仕事をするのかを理解しておく事で、踏まえておけば「なぜこの職種を希望するのか」という質問やその言及にスムーズに答えられるのではないでしょうか。
また、面接を受ける会社の詳細な情報を調べ、分析しておくこともポイントだと思います。(また、求めている人材像は会社によって違ってきます。)

新聞社別の年収を解説

朝日新聞の平均年収は770万円で、ニュースの内容は主に事件や社会的に話題になっている記事、政治経済や芸能ニュースなど幅広く、文面は充実いている点が特徴です。
読売新聞の平均年収は693万円で、比較的若年層向けの記事が多いといわれており、スポーツ関連の記事では巨人を大きく取り上げている印象を受けます。
産経新聞の平均年収は712万円。関西で多く読まれているようですが、関東(東京)では夕刊が廃止されるなど、読者層は関西がメインになっているようです。
毎日新聞の平均年収は770万円。北海道では夕刊が廃止されるなど売り上げは右肩下がりのようですが、人気の記者やカメラマンも多く、夕刊の4コマが面白いといった声もありました。
発行部数のランキングは以下のようになっています。(統計サイト調べ)
1、読売新聞
2、朝日新聞
3、毎日新聞
4、日本経済新聞
5、中日新聞
6、東京スポーツ
7、産経新聞
8、日刊スポーツ
9、スポーツ日本
10、夕刊フジ

新聞記者の年収の本音

新聞記者の口コミ年収を紹介します

20代 ライター(読売新聞)

年収672万円
在籍当時の給与は40万後半、その他賞与は90万円くらいだったが、休みはほとんどないため時給換算では安い。

30代 ライター(朝日新聞)

年収1200万円
報酬は年功序列で、勤続年数が長いほど給与が上がっていく。中高年になって業務に貢献できなくなっても居させてくれるという点は良いが、そのためか社内失業者も多い。

執筆・監修者 平均年収.jp 編集チーム
平均年収.jp編集部

外資系出身者・職業紹介本原作者、FP資格保有者・専門ライター、キャリアコンサルタント・大手出版編集者などのメンバーが参画
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