官僚の平均年収

官僚の平均年収に興味がある方のための基礎知識

官僚の画像

平均年収

平均年収:534万円(※行政職俸給表(一))
平均年収:1390万円(指定職俸給表)

キャリア官僚や官僚には、行政職俸給表(一)や指定職俸給表が適用されます。
内閣府審議官、公正取引委員会事務総長、警察庁次長、警視総監、金融国際審議官、総務審議官、外務審議官、財務官、文部科学審議官、厚生労働審議官、農林水産審議官、経済産業審議官などのキャリア組の役職は、 指定職俸給表が適用されます。
参照:人事院HPより

平均給料

行政職俸給表(一)適用者の平均給与:33.4万円
指定職俸給表適用者の平均給与:87万円

ボーナス等

120~320万円

官僚の役職別年収

官僚の役職は級数によって分けられます。そこで役職別(級数別)年収を算出してみたところ下記となりました。

役職 級数 年収
課長(10級・9級) 892.9万円
室長(8級・7級) 744.0万円
課長補佐(5級・6級) 624.2万円
係長(3級・4級) 482.9万円
係員(1級・2級) 363.8万円

官僚の年齢別年収推移と給与ボーナス推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与を算出してみました。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 548万円 46万円
25~29歳 683万円 57万円
30~34歳 750万円 63万円
35~39歳 856万円 71万円
40~44歳 962万円 80万円
45~49歳 1,077万円 90万円
50~54歳 1,154万円 96万円
55~59歳 1,145万円 95万円
60~65歳 779万円 65万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で算出した独自の予測になっております。

職務内容

官僚とは、簡単にいうと、国家の政策決定にかなり影響力を持っている公務員として位置づけられています。
公務員ですが、公務員の中でも、一定以上の地位、高位の者を指します。
官僚というものが生まれたのは公共事業が始まったのが由来とされており、世界的には、文官と武官と主に2種類にわけることができます。
日本では、官僚というとキャリア制度という昇進システムによって選抜された者たちをさします。国家I種の「行政」「法律」「経済」区分に合格した者を指すことが多いです。
仕事内容は、国家の予算の決定、人事院規則などの法令の改正作業や企画立案、査定業務、などだが省庁で働くため多岐に渡ります。

人事院
内閣府
警察庁
公正取引委員会
金融庁
総務省
法務省・検察庁
外務省

すべての省庁で働くことになります。
キャリア官僚の役職といえば、有名なところで、審議官・管区局長級、国税局長、財務局長、税関長、公正取引委員会委員長、事務次官、警察庁長官、検事総長その他にもありますが、課長以上の高位役職につくことができます。その際は上記で説明したように指定職俸給表が適用されます。

平均年収が高い仕事内容

入れば首になることはないです。
キャリア、ノンキャリアとありますがキャリア組みに入れば、相当な年収を稼ぐことが可能です。
キャリア組みは相当優遇もいいようです。

利点

解雇がないため、一生安定した職業になります。
国にかかわる政策を担うことができるため、生きがいになる場合も、また、相当の権力を持てるため、時には間違った方向へいくことも多いそうです。

官僚の仕事に就くには?

キャリア組みに入る場合は、国家I種試験に受かることが前提です。
各省庁では毎年採用枠がありそれに受かれば晴れてキャリア組みになれます。
キャリア組みにはいるのは大体名門大学出身者が多いです。
特に東大生が多いといわれております。実際に東大生だけになってるキャリア組の批判の声がメディアから上がり、他大学の出身者も採用する形になったようですが、実質はまだ東大生がほぼ占めているようです。
なので、一番の近道は、東大に入る→国家I種試験に受かるこれが一番の近道かもしれません。
といっても相当難易度が高いです。
東大に入ることも相当難易度が高いですがさらに国家I種試験はかなり難易度が高い試験といわれています。
最近の傾向としては、
東大、京大、北大、慶応、早稲田、一橋大学などから主に採用をしています。
受験は21歳~33歳までの人といわれてます。キャリア組みにはいれば、事務次官など高位の職につくこともできるので仕事につけば年収は相当な高年収をもらうこともでき、さらに年収だけではなく高待遇を受けることもできるそうです。
ノンキャリアの場合は、公務員試験で、国家公務員採用I種試験(旧外務公務員採用I種試験を含む)以外の試験に合格し、省庁に採用された者をさします。
ノンキャリアは、事務次官などの高位の職に昇格することは難しく課長クラスまでが限界といわれてます。
それでも課長クラスの役職をもらえば、年収は、1000万以上となります。
最近ではわずかではありますが、ノンキャリアの官僚でも高位の職につくことができます。

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