大学職員の年収を詳しく解説

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大学職員の年収を詳しく解説

大学職員の年収は、約600万円~700万円でした!

大学職員の年収は、約600万円~700万円でした!

大学職員の年収の平均は、国立大学の職員の場合と私立大学の職員の婆でまったく違います。
クチコミでの平均は、600万円以上700万円未満ということです。

国立大学の職員の場合は556万円でした(厚生労働省発表資料による)。
行政職俸給表(一)の適用を受けます。

私立大学の場合は、平成17年の実績で、約734万円だったそうです。
私立の場合、大学によって違いますが40代1,000万円を越える水準のところが少なくありません。
国立大学職員の場合平均で30から35万円、私立大学職員の場合45~50万円が平均になっています。

●私立大学職員と国立大学職員の年収の差
国立大学職員と、私立大学職員との年収は圧倒的に違います。
私立の場合、1,000万円を越える年収が期待できますが、国立大学の場合は、50代でも800万円程度が平均です。
私立大学の職員の好待遇は顕著で、残業はほとんどなく、事務職ですので内勤、手当や福利厚生も手厚く、給与が高いということで人気の職業でもあります。
非常に狭き門であると言われています。
事実、商社や銀行など上場企業のなかでも狭き門の一流どころの内定を受けた人も、給与が高い私学を狙う場合が多いそうです。
そのような有名私学では、10人程度の採用枠に対して2,000人が応募してくるケースも珍しくないそうです。

大学職員の年齢別年収を解説

大学職員の年齢別年収をみてみましょう。
各年齢を5歳刻みで算出しました。
最大年収を迎える50代の年収が667万円でした。
また大学職員で働き盛りの30代の年収はおよそ495万円になります。
それでは全体の年齢別年収をみてみましょう。

年齢 平均年収 給与
20~24歳 317万円 20万円
25~29歳 395万円 25万円
30~34歳 434万円 27万円
35~39歳 495万円 31万円
40~44歳 556万円 35万円
45~49歳 623万円 39万円
50~54歳 667万円 42万円
55~59歳 662万円 41万円
60~65歳 450万円 28万円


チャット右画像

ヨシコ

平均年収と国税庁の年齢別階層年収、独自に集計している年収査定の結果を総合して算出した算出した結果になっております。

年収査定

大学職員の年収層をピラミッドで分析

大学職員はどの年収層にいるのかを年収ピラミッドで予測してみました。あなたの年代と是非比較してみてください。

大学職員の20代の年収層
大学職員の20代の年収ピラミッド
大学職員の30代の年収層
大学職員の30代の年収ピラミッド
大学職員の40代の年収層
大学職員の40代の年収ピラミッド
大学職員の50代の年収層
大学職員の50代の年収ピラミッド

大学職員の男性と女性の年齢別年収の違い

では次に大学職員は性別によってどのくらい年収が変わるのかを比較してみました。

年齢 男性 女性
20~24歳 446万円 287万円
25~29歳 459万円 345万円
30~34歳 426万円 334万円
35~39歳 440万円 391万円
40~44歳 491万円 435万円
45~49歳 563万円 501万円
50~54歳 624万円 557万円
55~59歳 618万円 552万円
60~65歳 395万円 350万円
チャット左画像

ミナミ

大学職員の男女差がいちばんつくのは50代といわれています。

大学職員の主任・係長・課長・部長の役職者の年収

では次に大学職員の主任・係長・課長・部長の役職者の年収・給与を見てみましょう。

役職 平均年収 平均月額給与
主任 477万円 30万円
係長 594万円 37万円
課長 785万円 49万円
部長 867万円 54万円

※厚生労働省の賃金統計基本調査と平均年収jpで行っている年収査定のデータ比率から独自で算出した結果になっております。

大学職員の大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働く大学職員の年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ算出してみました。

企業規模 平均年収 給与
大企業の大学職員 645万円 40万円
中企業の大学職員 534万円 33万円
小企業の大学職員 484万円 30万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

大学職員年収ランキング

大学職員年収ランキング

国立大学の場合は大学職員の年収ランキングは以下の通りです。
第1位 埼玉大学 651.0万円
第2位 東京芸術大学 645.5万円
第3位 東京医科歯科大学 639.3万円
第4位 電気通信大学 630,7万円
第5位 東京大学 630.6万円
第6位 名古屋工業大学 630.4万円
第7位 東京学芸大学 628.6万円
第8位 東京外国語大学 627.4万円
第9位 神戸大学 627.3万円
第10位 お茶の水女子大学 627.1万円


私立大学のほうは、全大学のランキングをまとめたデータはありません。
有名私学の職員の年収ランキングの情報は以下の通りです。

○45歳職員の平均年収でのランキング(各組合によるまとめ)
第1位 関西大学 1250万円
第2位 明治大学 1158万円
第3位 中央大学 1158万円
第4位 立教大学 1129万円
第5位 早稲田大学 1100万円
第6位 同志社大学 1058万円
第7位 法政大学 1033万円
第8位 立命館大学 979万円
第9位 関西学院大学 960万円
第10位 慶應義塾大学 923万円

大学職員の生涯推定年収を詳しく解説!

大学職員の生涯賃金ですが、国立大学で退職金まで合わせると、2億5000万円から3億円程度であると推測されます。
650万円が平均として43年間仕事をした計算をしてみると
2億7950万円でした。
私学の場合は年収の平均から推測すると、3億円から4億円の間であると思われます。

大学職員の年収をUPするための方法

大学職員は、年功序列の給与体系ですので、仕事が出来るかどうかという点で年収UPにつながることはありません。
国立大学の場合、定年時の役職は、係長級と課長補佐級が32%ずつと一番多く、課長が21%、部長が6%だそうです。
ただし、課長級、部長級は、文部科学省からの出向もあります。
部長級には、文部科学省キャリアの天下り先でもあります。
そうなると、国立大学法人に長く勤めても課長や部長になるのは非常に難しいのかもしれません。
私立大学の事情も国立大学と同様ですが、民間企業としては、キャリアパスが見えてこないのも事実です。
基本的には、大学間異動によってキャリアアップを狙うことが、年収の大幅アップにつながるかもしれません。
他業界への異動を考えるよりは、狭き門の大学職員という職で一生を終えるほうが、いいかもしれません。

大学職員の仕事内容

○総務
大学運営全体のとりまとめを行う部署です。
仕事は、教授会などの会議の設定や運営、イベントの企画や運営を行います。
また、大学のインフラの整備なども扱っています。
具体的には、学内LANやPCの管理を行う情報システム関連の仕事は、総務に属している場合が多いようです。
総務部総合職での採用は、出世コースといわれていて、事務局長の出身部署ナンバーワンだそうです。
○財務
大学の予算、決算の処理、支払い、助成金や交付金に関する業務。一般企業の経理部にあたるものです。
○学務
教務課と呼ばれている部署です。学生の履修登録や成績証明書などの発行、就職相談などを担当しています。
ほかにも、人事、施設管理、研究支援などの職種があり、大学の運営を支えています。

大学職員になるには?

大学職員になるには?

国立大学の職員の場合、人事院が管轄する国家公務員試験による採用でした。
平成16年に国立大学が国立大学法人になってからは、国立大学法人等職員統一採用試験という試験によって選考されます。
ほかに非常勤職員や研究職は、大学独自でも採用を行っているそうです。
試験は、国立大学協会が行っており、
北海道、東北、関東甲信越、東海・北陸、近畿、中国・四国、九州の7ブロックで開催されています。
一次試験は、教養試験でこの合格者は一次試験合格者名簿に登録されます。
第二次試験は大学ごとに募集し、個別に行われます。
二次試験の内容は面接が主となっているようですね。
技術系の募集については専門分野の試験があります。
私立大学の職員募集は、それぞれの大学が個別に実施していますが、一次試験については、国立大学法人等統一採用試験の内容に準じて行われるようです。
数人という非常に少ない枠ですので、書類審査が一般的に行われます。
採用10人の場合、書類の段階で100人程度まで絞り込むという話もあります。
面接はあまり影響がなく、基本的に成績順に採用されます。
人を見る採用ではなく、成績を視る採用ですので、一次試験突破に重点をおいて勉強するしかありません。
国家公務員試験の受験勉強と同様なものであると考えると良いでしょう。
国立大学の職員の場合は、国立大学法人等 職員採用試験のウェブサイトが、北海道、東北、関東甲信越、東海・北陸、近畿、中国・四国、九州の各ブロックにあります。
説明会や試験の情報がありますので、要チェックです。
私立大学職員の採用については、各大学のウェブサイトに情報があります。
定期的にチェックする必要があります。
また、転職サイトや就職サイトにも情報があります。
大学職員は、新卒で採用されなくても、国立大学の場合は30歳まで統一採用試験を受験することが可能です。
私立大学の場合も同程度まで募集しています。
社会人を経験してからの転職を歓迎する、私立大学もあります。

大学職員の年収の本音

大学職員の口コミ年収

45歳 私立大学職員 総務系

年収900万円代
土曜日が隔週で出勤になっているが、残業はほとんどないので、労働時間は比較的少なくて済んでいるのがメリットです。
趣味に費やす時間が多く取れます。
仕事人生ではなくプライベート重視の生き方をしたい人には最適かと思います。

50代 地方私立大学 財務

年収750円
学生が減少しているので、この先は心配かもしれませんね。
合併や廃校というのが地方のFラン校では現実に起きるかも知れません。
仕事は無理のない量で調整できますし、ベテランになると実務は若い人間に任せて、のんびりと定年を待つという人もいます。

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