カメラマン・写真家の平均年収

カメラマン・写真家の平均年収に興味がある方のための基礎知識

のカメラマン画像

カメラマン年収

平均年収:440万円でした。(口コミ調べ)
平均給料:27万円~36万円
カメラマン・フォトグラファーの平均年収の範囲はおよそ380~550万円
最大年収:約650万円

カメラマン業種別年収

カメラマン・フォトグラファーは様々な業種でも活躍します。そこでいくつかの業種でどのくらい年収が違うのか調査してみました。

大手出版社:450万円~
大手新聞社:430万円~
広告代理店:450万円~
印刷会社:380万円~


カメラマンとフォトグラファーの違いですがアメリカなど英語圏では、カメラマンとは呼ばずフォトグラファーと呼ぶのが一般的です。
また日本国内では写真撮影を職業にしている人をプロのカメラマンと呼び、テレビ局では番組の撮影を行うスタッフをカメラマンと呼びますが、フォトグラファーはあくまで写真撮影を職業にしている人を指します。
カメラマンとフォトグラファーは大手出版社や大手新聞社や、広告代理店や印刷会社などで活躍していますが年収はその企業の他の社員と変わらないのが一般的です。
ただフリーランスのカメラマンやフォトグラファーの年収はそれこそピンキリで、年収1000万円以上を稼ぐカメラマンやフォトグラファーもいます。

カメラマン職種別年収

【職種別年収】
一口にカメラマンといっても、被写体の種類によってほとんど職種を変えてしまうのがカメラマンの面白いところです。
ここでは主な分類の中からピックアップしてひとつひとつの年収を調べていきたいと思います。

スポーツカメラマン
年収 推定650万円

テレビカメラマン
年収 推定600万円

ブライダルカメラマン
年収 推定400万円

スタジオカメラマン
年収 推定300万円


以上のように、同じカメラマンといっても、さまざまあることがわかり、年収にも違いがあることが判明しました。
これをきっかけに、具体的に自分はどのカメラマンになりたいのか、ということについて深く考えてみるのもいいでしょう。

カメラマンの年齢別年収予想推移と給与ボーナス予想推移

各年齢を5歳刻みで年齢による年収や月額給与・ボーナスを厚労省の統計と照らし合わせてみたところ
最大年収を迎える50代の年収が528万円となりました。
またカメラマンで働き盛りの30代の年収はおよそ391.6万円あたりと推測されます。
それでは全体の年齢別年収推移をみてみましょう。

年齢 年収 月額給与
20~24歳 251万円 16万円
25~29歳 262万円~312万円 20万円
30~34歳 243万円~343万円 21万円
35~39歳 288万円~392万円 24万円
40~44歳 319万円~440万円 28万円
45~49歳 371万円~493万円 31万円
50~54歳 418万円~528万円 33万円
55~59歳 414万円~524万円 33万円
60~65歳 256万円~524万円 22万円

平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果になっております。
※ボーナスは夏冬合わせた4か月分で算出してます。
※年俸制は対応していないため年収を12で割った数値が予測数値となります。

カメラマンの大企業・中企業・小企業それぞれの年収・給与・ボーナス推移

大企業・中企業・小企業で働くカメラマンの年収の差を厚生労働省の企業規模比率と掛け合わせ独自の予想を算出してみました。

規模 年収
大企業のカメラマン 510万円
中企業のカメラマン 422万円
小企業のカメラマン 383万円

厚生労働省の企業規模比率から独自で予測算出をした結果が上記となります。

カメラマンの都道府県別(東京大阪名古屋福岡等)平均年収

年収は地域により変動します。カメラマンの平均年収を各都道府県の平均年収と照らし合わせた地域別の年収を算出しました。 上から北海道下は沖縄県までとなっています。ご覧ください。

都道府県 平均年収
北海道 396万円
青森 352万円
岩手 396万円
宮城 440万円
秋田 352万円
山形 396万円
福島 396万円
茨城 440万円
栃木 440万円
群馬 440万円
埼玉 396万円
千葉 440万円
東京 616万円
神奈川 484万円
新潟 396万円
富山 396万円
石川 440万円
福井 440万円
山梨 396万円
長野 440万円
岐阜 396万円
静岡 440万円
愛知 484万円
三重 440万円
滋賀 440万円
京都 440万円
大阪 528万円
兵庫 440万円
奈良 440万円
和歌山 396万円
鳥取 396万円
島根 396万円
岡山 440万円
広島 440万円
山口 440万円
徳島 440万円
香川 396万円
愛媛 396万円
高知 396万円
福岡 440万円
佐賀 352万円
長崎 396万円
熊本 396万円
大分 396万円
宮崎 352万円
鹿児島 396万円
沖縄 352万円

比較してみると、一番年収が高い東京都のカメラマンの年収が、およそ616万円。
一番低い沖縄県の年収が352万円 となり0万円の年収差ができています。

年収1000万円以上稼ぐには?

カメラマンやフォトグラファーで年収1000万円以上稼ぐには有名なカメラマンやフォトグラファーのアシスタントや助手として何年間か働き実力を付けて、フリーランスのカメラマンやフォトグラファーとして独立して大手出版社や広告代理店から仕事の依頼が多数あれば不可能ではありません。
あなたしか撮れないような個性的で、インパクトがある写真を撮影することができれば、年収1000万円以上稼ぐことも夢ではありません。
ただいくら努力してもセンスとかあるので、一流のカメラマンやフォトグラファーになるのは容易なことではないようです。

仕事内容

カメラマンの仕事内容は写真を撮ること。
ただ写真を撮れば良いわけではなく、目的に応じて被写体を撮影する事が要求されます。
例えば、撮影対象が食品であればおいしく見えるように、スポーツ選手であれば躍動感が表れるように、モデルであれば服と人物が華やかに見えるように、と写真の取り方に工夫を凝らして撮影します。
クライアントの要求に如何にこたえるかが、カメラマンの腕の見せ所。

撮影場所や撮影対象はさまざま。
スタジオ等で行うことがが一般的ですが、中には断崖絶壁にしがみつきながら風景を撮影したり、ある一瞬を撮影するために何時間も同じ所でシャッターチャンスを狙い続けたりと、専門分野によって異なってきます。

デジタルカメラの撮影が多くなったこともあり、撮影後に画像修正をすることも多くなったそうです。
そのため、photoshopなどPCの知識も必要になります。

生涯賃金

カメラマンの平均年収から算出してみたところ、
400万円×43年で、1億7200万円

平均年収が高い仕事内容

カメラマンの年収は、自分の写真集が出せたり、撮影の依頼が頻繁に来るようなトップクラスで億単位。
底辺では、月収10万円以下のカメラ代にも困る状況で個人差はかなり大きい職業です。
収入は営業力によるところが大きく、仕事をどれだけとってこれるかが勝負。
年度ごとに年収が増減する人も多く、年収300万円で程度が一般的で生活するには厳しい収入状況。
会社に勤務している場合はその会社次第です。

雇用状況

カメラマンの勤務先は新聞社や雑誌社、広告代理店などがあります。
その他にも、独立しフリーで活躍している人も多い。
勤務地は需要の多い大都市に居住している人が多い。
特定地方での撮影の需要もそれなりに多く、専門ジャンルによっては地方で活躍することも可能です。

利点

写真を撮るのが好き自分の撮った写真を使いページを作り商品が売れてくれたときの喜びは嬉しいです。

カメラマン・フォトグラファーの仕事に就くには?

カメラマンになるには特に資格は必要ありません。
高校や専門学校などで写真の関する知識や技術を学び、広告代理店や雑誌社などに就職すればカメラマンとして働くことができます。
一番多いパターンはこのルートでしょう。
その他には、プロのカメラマンのアシスタントとして下積みをしてからカメラマンとして活躍する人や、独学でアマチュアとして活動し、写真雑誌のコンテストなどで実績をつくりプロカメラマンになる人もいます。
カメラマンになりやすい進学先には、写真・芸術・美術系の各種学校があります。

カメラマン・写真家になるための学校

どのようなカメラマンになるかによって、資格が必要となるのか、ならないのかということが決まってくるので、はじめにそれを説明したいといいます。
はじめに、一般的にイメージされるカメラマンには資格は必要ありません。
たとえば、写真を素材として売ったり、雑誌やWEB記事に売り込んだりとするようなタイプのカメラマンです。
資格が必要となってくるカメラマンは肖像写真を生業とするカメラマンです。
街角の写真館で証明写真を撮ってもらうこともあるかと思いますが、その際に撮影する人に関しては、写真技能士という資格を取らなければならないのです。
さて、話は戻りまして、カメラマンになるための専門学校ですが、カメラマンとして即戦力で働くためには、やはり専門学校で学ぶことがお勧めです。
無知識、そして無センスの方に写真を依頼したくないのは、客としてはもっともな心理であるため、しっかりと下地を作ることは重要です。

・阿佐ヶ谷美術専門学校
・北海道芸術デザイン専門学校
・名古屋総合デザイン専門学校
・日本写真芸術専門学校
など

カメラマン・写真家の求人募集

カメラマンを中心に就職活動を行うのであれば、カメラマンの求人の多い求人サイトを用いるのが賢明です。
主なサイトとしてはカメラマンネットが挙げられます。
数少ないカメラマンのみに焦点を当てた求人サイトであり、募集条件なども細かく記載されているので、使いやすそうな印象を受けました。
また、その他indeedやq-jinなどの求人サイトにもカメラマンの募集が多々ありましたので、そのあたりも見てみることを推奨します。

カメラマン・写真家の仕事の面白さ

自分の取った写真が広く公開されることに面白みを感じる方や、むしろ記念として誰かに大切にしてもらえるような写真を撮ることにやりがいを感じている方など、その面白みの感じ方にはそれぞれ違いがあるようです。
しかし、すべてにいえるのは写真を撮ることが好きな人であるということでしょう。
ただし、仕事ですから単に自分の好みの写真をとっていればいいということではなく、仕事の依頼内容に合わせて創意工夫をしなければなりません。
よほど有名なアーティストともなれば別ですが、与えられたことをやるという社会人としての姿勢は、カメラマンにおいても変わりません。
また、カメラマンにはフリーで活躍する人もいますが、その人たちにもっとも求められているのは、納期や条件などの約束を守れる方だといいます。

エンターテイメント、クリエイティブ系職種の年収

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